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単焦点レンズ
オリンパスはなかなか単焦点レンズを出しませんねぇ。意地でも出したくないという感じです。その点ペンタックスは、こつこつとパンケーキタイプのレンズを充実させ、ラインナップをそろえつつあります。DAレンズなので他のシステムで利用できないのが残念ですが、高画質の単焦点レンズを、手頃な値段でそろえて、魅力を大いにアピールしています。ソニーも、新しく発表した中では、詳細は不明ですが単焦点も開発を発表しており、カメラとしての魅力を充実させつつあります。キヤノンは50mmF1.2の様なレンズを出したり、85mmF1.2もリファインしたりと、単焦点も抑えています。
だめなのは、ニコンとオリンパスですね・・・・ なぜ単焦点なのか? 作画的に言えば、不自由だからこそ、絵が良くなると言うことです。ズームしてアップしてしまうと、それでおしまい。何の工夫もいりません。最近の、いくつかのコンテストを見ますと、そのような単調な写真が多くて、つまらなくなっています。選ぶ側も、目が慣らされてしまうのでしょうね。ズームは便利ですが、便利だからこそ、堕落してしまう。不自由さが合ってこそ、工夫された絵が作られると思います。ただし、望遠、特に超望遠は、工夫に限界がありますので、これはズームの方がよいですね。私の求める単焦点とその被写体は、全身のポートレート程度から、それよりも小さいもの、近いものを撮るのに適した範囲と言うことです。換算画角で28-100mm、広げて20mm-200mmくらいです。この範囲の、単焦点レンズが、写真の上達には欠かせないと思います。 施策的に見ても、単焦点レンズは重要です。明るくて、小さくて、高画質なレンズを、手頃な、あるいはそこそこの価格で作ることが出来るからです。同じものをズームにしようとすれば、はるかに大きく、高く、そして重たくなってしまいます。単焦点レンズは売れないと言いますが、誰も買わない、買えないような巨大高価格ズームよりは、売れると思います。また、明るいレンズがあることで、システム全体の魅力をアップすることが出来ます。直接売れるかどうかよりも、魅力をアピールするための広告塔としての役割も見逃せません。魅力のないシステムでは、入門用セットも売れません。そして、単焦点レンズは、フォーサーズの弱点をカバーすることが出来ます。撮像素子が小さいと言うことは、メリットもありますが、デメリットもあります。デメリットの一つは、大きな撮像素子よりも感度を上げられないことです。しかし、明るいレンズが有れば、その弱点をカバーすることが出来るのです。ズームを作って、感度を上げてでは、フォーサーズのデメリットに苦しむばかりです。さらに、強力なダストリダクションがあるので、頻繁にレンズ交換できるという、オリンパスのメリットをアピールすることも出来ます。 こんなに良いことづくめの単焦点レンズを作らないなんて、何を考えているのでしょうね。まったく。
by abikodigicame
| 2007-03-14 11:25
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